絵本の紹介
うさぎさんが作った椅子をめぐり次々に繰り広げられるとりかえっこ。のはらの木の下には、小さな椅子と「どうぞのいす」と書かれた立て札。ある日、ロバさんが、かごいっぱいのどんぐりを椅子に置いて眠ってしまいます。そこへ動物たちがやってきて、椅子の上に置かれたごちそうを遠慮なく――かわりに自分の持っているごちそうを置いていきます。そうして「どうぞ」の気持ちが、次のだれかへと伝わっていく、心温まる絵本です。
選書者のひとこと
伝えたいのは「どうぞ」のやさしい気持ち。次のだれかのために、愛らしい動物たちの思いやりがつながっていく様子に、読む人の心もあたたまる一冊です。
















